ED-2539 E.W.Korngold:Die tote stadt Op.12/vo.pf.
♪エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897.5.29〜1957.11.29)
モラヴィア地方のブリュン(現在のチェコ)に生まれる。
幼い頃から音楽の才能を発揮、9歳でカンタータを作曲、
11歳でバレエ音楽を作曲して作曲家デビュー。
その才能はR.シュトラウスやシュナーベルを驚かせ
15歳で既にプロ作曲家として第一線で活躍した。
30歳の時に書いたオペラ『ヘリアーネの奇跡』で彼の名声は
頂点に達した。1932年頃までがクラシック作曲家としての絶頂期。
その後1934年に演出家デプロデューサーでもあるマックス・ラインハルト
の招請でアメリカで映画音楽の作曲を手がける。
ハリウッドとウィーンを行き来していたが、ナチスの台頭により
ユダヤ系だったためアメリカに亡命。
オペラを諦めた彼の映画音楽はオペラにも匹敵するような
大作に仕上がりアカデミー賞を2度獲得している。
これが後のハリウッド映画音楽の基礎となり、
ジョン・ウイリアムス等に大きな影響を与えた。
♪『死の都』は3幕から成るオペラで、
ベルギーの詩人ジョルジュ・ロダンバックの『死都ブリュージョ』を
原作としている。