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BR-8776　BACH,C.P.E：Vc.Concerto　vc.pf 

♪カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ（1714．3.8〜1788.12.14）

ヨハン・セバスチャン・バッハの先妻の次男。
テレマンの作曲様式を受け継ぎ、古典派音楽の基礎を築いた。
ハイドンやベートーベンに多大な影響を与えたと言われている。
生涯に50曲以上の協奏曲を書き、クレヴィーアの腕は素晴らしく、
生前は父親以上に有名だった。
他のバッハ達と区別をするために「ベルリンのバッハ」
「ハンブルグのバッハ」と呼ばれている。

一時は法学を学び学位まで取るが、音楽家として生きることを決心。
プロイセン王国の宮廷にチェンバロ奏者として仕える。
彼は他の兄弟の誰よりも父親J.S.バッハを尊敬しバッハ家の音楽を
大事にしていたが、2人の息子達は音楽家にならず夭折。
彼の後を継ぐものは出なかった。


♪Wq番号とは？

C.P.E　バッハの整理番号は1905年ベルギーの音楽学者Alfred Wotquenneによって
つけられたヴォトケンヌ番号（Wq)とEugene Helmが作成したヘルム（H)番号の
2つが併用されている。

♪この曲について

Wq26（チェンバロコンチェルト）のチェロ版でWq166はフルート版。
1750年ベルリンで作曲された。
彼のチェロコンチェルトの中で唯一オリジナルスコアの存在するもの。