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SI-2108 PROKOFIEFF:Violin Sonate No.2 OP.94/vl.pf.

♪セルゲイ･プロコフィエフ（1891.4.23〜1953.3.5）は
帝政期のロシアに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院で作曲、ピアノを学ぶ。
ロシア革命の後、シベリア〜日本を経由し（このときは帝国劇場で
演奏会も行った）アメリカへ渡る。
その後パリに移住。1936年社会主義のソビエトへ帰国。

作品は交響曲、管弦楽曲、コンチェルト、ピアノ曲、声楽曲、
オペラ、映画音楽等多岐にわたる。
自身が優れたピアニストでも有り、多くのピアノ作品を残している。

♪この曲について
プロコフィエフはヴァイオリンソナタ第1番を1938〜1946年にかけて作曲した。
その間にこの（1942〜1943）ヴァイオリンソナタ第2番を完成させている。

この曲のオリジナルはフルートソナタで、これはそれを改作したもの。
フルートソナタは初演では好評だったが、フルート奏者に注目されなかった為
オイストラフの勧めに従いヴァイオリンソナタに改作。

初演は1944年6月17日、オイストラフのヴァイオリンで行われた。
このヴァイオリンソナタに改作されたものはシゲティに献呈された。