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MM-3251　LOEFFLER C,M：Partita vl.pf

♪チャールズ・マーティン・レフラー（1861.1.30〜1935.5.19）について

両親がベルリン生まれのドイツ系作曲家。
13歳でバイオリン奏者になる事を志す。
ベルリン音楽大学でヨアヒムにバイオリンを習い、
1879年バイオリンと作曲を学ぶ為パリへ移り、
そこでバイオリンをウォルトマル・バルギエルに、
作曲をエルネスト・ギローに学ぶ。
1881年アメリカへ渡り
1882年以降はボストン交響楽団員として20年間活動する。
その後作曲に専念するため同楽団を離れる。
彼はジュリアード音楽院の創立にも関わっていた。

♪レフラーの作品

フランスに学びフランスに帰化したレフラーの作品は
印象主義の影響が強く出ている。
フォーレは彼のバイオリンソナタ第二番をレフラーに献呈している。

♪パルティータについて

作曲者の希望によりジャック・ゴードンにより編集された。

1）Intrada
2）Sarabande
　 Variations on a theme by Johann Matteson(1681〜1764）
3）Devertissement
4）Finale des tendres Adieux

パルティータは録音された記録はあるが、レコードの存在は不明。

♪逸話

レフラーは岡倉天心が書いたオペラ｢白狐｣の作曲をすることに
なっていた。しかしこれは作品にならずに終わった。

現代、｢白狐｣はボストン在住の作曲家・ピアニストの戸口純さんにより
2008年上野の奏楽堂で、オペラとして上演された。