輸入楽譜・クラシック譜の通販専門店「カマクラムジカ」

BA-5620 SCHUBERT Fantasy D934 Op.post.159

♪フランツ・ペーター・シューベルト（1797．1.31〜1828.11.19）について

オーストリアのロマン派を代表する作曲家。
歌曲の作曲に優れ、又多数の歌曲を残したため
｢ドイツ・リートの王｣と言われている。
又室内楽や交響曲等も多数作曲。
古典派とロマン派を融合したと言われて居る。

1808年コンヴィクト（国立寄宿学校）に入学。
ここでサリエリの指導を受ける。
1815年魔王、野ばら等を作曲。本格的な歌曲
作曲家としての道を歩き始める。
1822年未完成交響曲作曲。
1826年次第に苦しくなる生活の中で、健康を害しながらも
｢死と乙女｣｢冬のたび｣を作曲。
1828年、前年のベートーベンの死に続くように
腸チフスで死亡。

シューベルト：幻想曲【ファンタジー】ハ長調　D-934について

1827年冬に作曲された最晩年の曲。
彼の死後世に出た。
全楽章が切れ間なく続いていく形式をとることから、
ソナタではなくファンタジーとの名がついた。
現実と、非現実の世界との間を行ったりきたりする感覚
を含んでいる。

1850年にディアベリが出版したものとはバイオリン・パートに
違いがあり、この楽譜には1850年のオリジナルと、
今回の新しい編集との2種類が入っている。
1850年版には書かれていなかったもの（アクセント・マーク)も
編集者により付け加えられている。