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リスト:悲愴協奏曲・メンデルスゾーンの無言歌による大コンツェルトシュテュック/2台4手

Hardie Press-LISZT:Gross Konzertstuck & Concerto Pathetique/2Pf.
          Leslie Howard編

※この版ではPathetiqueに2つのエンディングが記載されています
エンディングその1:1866年版リストのオリジナルエンディング
エンディングその2:1884年ビューローが改定しリストも承諾したエンディング

これら2種のエンディングが一緒になって初めて出版されたのがこの版です。


♪Concerto Pathetique「悲愴協奏曲」について

リストの生前にもよく知られた作品の一つであったこの曲は
リストの弟子達により幾度となく演奏されたが、実際に出版
されたのは作曲されてから10年くらい後のことなので
彼等がどういう楽譜を用いたのかは定かでない。

リストは1850年までにパリ・コンセルヴァトワールによる
ピアノ・ソロ コンクールのために
Grand Solo de Concert「大演奏会用独奏曲」を作曲。
1851年以前にこれを元にピアノと管弦楽用に編曲。これは
おそらくリストの指導のもと、ラフ(Raff)との共同作業で
行われたものと思われる。
ソロの作品にAndante sostenutoと言う主題を加え、すべてを
繋ぎ合わせGrosse Konzertsoloとして出版。
2台ピアノ用への編曲はおそらく1855年の終わり頃に行われたものと思われ、
1856年以後幾度となく演奏された。

Argerich と Zilbersteinの演奏はこちらで
https://www.youtube.com/watch?v=7hEXDqK6_as


♪Gross Konzertstuck uber Themen aus Mendelssohns “Lieder ohne Worte”
「メンデルスゾーンの無言歌による大コンツェルトシュテュック」について
1834年に作曲され、その後はっきりしているだけでも4回演奏されたが
ある理由から直ぐに印刷の準備に取り掛かられる事がなかったため
非常に残念なことにこれらの初期の演奏に使われた楽譜は見つかっていない。

演奏その1:1834年のクリスマス。
      演奏者:リスト・ショパン
          (1834年12月28日発行のGazette musicaleによる)

演奏その2:その1(1834年のクリスマス)の3日後、パリコンセルヴァトワールに於いて。
      演奏者:リスト・Herminie Vial

演奏その3:1835年4月1日。Salle Chantereineに於いて。
      演奏者:リスト・Honorine Lambert

演奏その4:その3(1835年4月1日)の8日後、Salle Saint-Jeanに於いて。 
      演奏者:リスト・Vial嬢

この「メンデルスゾーンの無言歌による大コンツェルトシュテュック」は
現在この出版社からのみ出版されています。



※ピアノ2台分が1セットになっています。


 

商品名 : リスト:悲愴協奏曲・メンデルスゾーンの無言歌による大コンツェルトシュテュック/2台4手

価格 : 6,743円 (税込)

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