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RU-152721　TCHAIKOVSKY:Pf.Concerto No.1/2pf.

♪当初チャイコフスキーはこの曲を
師であるタネーエフに献呈するつもりだった。
がハンス・フォン・ビューローに献呈された。
しかしビューローはロシア国内での演奏はせず、アメリカで演奏。
一方ロシアでの初演は1875年11月1日に
サンクトペテルブルグでクロスにより初演された。
初演の20日後には師であるタネーエフのピアノ、ルービンシュタインの
指揮でモスクワで演奏された。
チャイコフスキー自身はクロスの初演よりタネーエフの演奏を気に入っていた。


♪2台ピアノへの編曲はA.Goldenweiser （ゴリデンヴェイゼル）

ゴリデンヴェイゼルのの解説は非常に詳しく、
例えば
「元の自筆オーケストラ譜では此処はこのように書かれているが、
その後このように書き換えられている」とか
例えば
「この部分の鉛筆書きはチャイコフスキー自身の手によるもの」、
「青いペンで書かれているのは○○によるもの」等
演奏者にとっては非常に貴重な解説付き楽譜。