UE−14930 SCHUBERT:Kupelwieser-Walzer/pf.
♪1826年の作品。9月17日に行われた友人の
L・クッペルウィーザーとJ・フォン・ルツの結婚式で
シューベルト自身が演奏した。
が、楽譜として書き記されることはなくクッペルウィーザー家に代々
耳から耳へ、口から口へと伝えられていた。
1943年ついに、クッペルウィーザー家の子孫マウトナー・マークホフ
が一家の親しい友人で作曲家のリヒャルト・シュトラウスに
楽譜に書き起こしてくれるよう依頼。シュトラウスは楽しんで
この仕事に立ち向かい、シューベルトなら目ざとく気がつくであろう
2,3の工夫を加え完成させた。
そのためシュトラウスの名前が付記されている。
♪右下の絵はこの楽譜の裏表紙で
画家であったクッペルウィーザーの手によるもの。
ピアノの前に座るのがシューベルト、中央の3人の男性中で
左手を挙げているのがクッペルウィーザー。