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レスピーギ:フーガ イ短調/弦楽四重奏/スコア、パート譜セット

HS223−Ottorino RESPIGHI:Fugue in a-minor for Strin Quaret/sc.parts

♪1900年の作品。今回出版された楽譜が初版です。
 
編集はEmy Bernecoli.

ごく最近までレスピーギは専ら甘美で非常に色彩豊かなオーケストラ曲の
作曲家として知られており、その多くはローマのリチェオ・ムジカーレ(後の
サンタ・チェチーリア国立音楽院)の先生として新しい職を得て1913年(34歳)、
ローマに移り住んでからの作品である。

 よく知られている「ヴァイオリンとピアノのためのソナタロ短調(1917)」と
「ドリア旋法の弦楽四重奏曲(1924)」を除き小編成の作品の殆どは軽視
されていたのでそれらが出版されるようになったのは最近の事である。

 レスピーギはピアノの達人であると同時に優れたヴァイオリニストであり、
この2つの楽器に精通していたこととその知識がすでに初期の作品にも
はっきりと反映されているのは明らかである。
 8歳でヴァイオリンを始め、1892年(13歳)に生まれ故郷ボローニャの
リチェオ・ムジカーレのヴァイオリンとヴィオラのクラスに入ったレスピーギは
1896年(17歳)に作曲のクラスにも入り勉強中で有りながらピアノや
ヴァイオリンの小品を数曲、そして少なくとも4曲の弦楽四重奏曲、弦楽
五重奏曲とピアノ五重奏曲を1曲ずつ作っている。
 1900年(21歳)の3月、ヴァイオリンの卒業証書を無事手にするとすぐに
ボローニャ市立劇場(Teatro Comunale)のオーケストラに籍を置き、
ここで初めてプロの演奏家としての経験をしたが、その年、サンクト・ペテルブルグ
のImperial Orchastraがイタリアのオペラシーズンに向けて弦楽奏者を
募っていることを知り出願すると即座に受け入れられた。これはその後
長きにわたって彼の音楽様式に影響を与えることになる冒険への船出と
なった。

 ここに初めて出版された小品の「弦楽四重奏のためのフーガ」には
1900年10月30日の日付が有るので恐らくロシアへ旅立つ直前に書かれた
物だろう。
基本的には型通りのエクササイズであるがそれにもかかわらず1つ2つの
興味深い特徴が見られる。(以下略)
      *Michael Webb(編集に当たった協力者の一人)の序文より。


♪レスピーギ(1879.7.9〜1936.4.18)はイタリアの作曲家・音楽学者・指揮者。
ボローニャ出身。




 

商品名 : レスピーギ:フーガ イ短調/弦楽四重奏/スコア、パート譜セット

価格 : 3,696円 (税込)

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