RI−141203 PUCCINI:Piano Solo-Transcriptions d'airs d'opera Celebres et Piece originales/pf.
♪プッチーニの9つのオペラより厳選された38曲のピアノ編曲集。
特筆すべきはオペラアリアのみならず
彼のオリジナルのピアノ曲が3曲含まれている所。
♪以下がオリジナルピアノ曲。
★Piccolo Valzer「小さいワルツ」
1894年9月“Armi ed Arte”(武器と芸術)と言う雑誌の特別記念号に発表された作品で、
甲騎兵ウンベルト一世へ戦旗を渡す記念行事の際に多くの音楽家や作家達に寄稿の
声がかけられ、プッチーニもそれに応じた。
マッサチュッコリ湖(Massaciuccoli)で釣りをした際、
ボートが波に揺られている印象を元に作られた作品で
後にオペラ「ボエーム」の中のムゼッタのアリア“Quando m’en bo”「私が街を歩くとき」
として使われ、最も知られているアリアのひとつとして広く親しまれているが、
原曲がピアノ曲であることは殆ど知られていない。
★Scossa elettrica「電気ショック」
ヴォルタ乾電池100年記念として1896年に作曲され、
1899年6月コモで開催された国際電信会議で演奏された。
後に作曲者によりブラスバンド用に編曲された。
★Pezzo per Pianoforte
♪上記2曲はこちらで聴く事が出来ます。
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