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 K09194 Heinrich Ignaz Franz von BIBER：16 Violin Sonatas/vl.pf.

♪Heinrich Ignaz Franz von Biber(1644-1704)は
ボヘミア出身のオーストリアの音楽家。
ヴァイオリンの名手としてザルツブルク大司教の宮廷に仕え、
楽長の地位につき、皇帝レオポルト１世から爵位を授けられた。

J.P.Westhaff（1656〜1705） と共にドイツヴァイオリン音楽の
本当の意味での芸術的価値を持った音楽を書いた最初の人と言われている。

バッハはビーバーの死後16年目に“無伴奏ソナタとパルティータ”を書いた。
彼のパッサカリアはバッハの“無伴奏ソナタとパルティータ”の
先駆的な物となったと言われている。

自筆譜一曲づつに銅版画が添えられて、ザルツブルグ大司教に献辞された。
15の秘蹟を受けた満足感が16曲目のパッサカリアで表現されている。
（この楽譜にはそれぞれの曲にその銅版画がついています）

♪この楽譜ではすべてSonataとして表されているが
本来はそれぞれの曲に下記の通りの題名がついている。

1.The Annunciation(受胎告知）
2.The Visitation
3.The Nativity（降誕）
4.The Presentation of the Infant Jesus in the Tempoe
(寺院における幼子イエスの公開）
5.The 12-Year-Old Jesus in the Temple
（寺院における12歳のイエス）
6.Christ on the Mont Olive（オリーブ山上のキリスト）
7.The Scourging at the Pillar(鞭打ち）
8.The Crown of Thorn (いばらの冠をのせられ）
9.Jesus Carries the Cross（十字架を背負って歩くイエス）
10.The Crucifixion（はりつけ）
11.The Resurrection(復活）
12.The Ascension(昇天）
13.Pentecost（聖霊降臨の祝日−五旬節）
14.The Assumption of the Virgin(聖母被昇天）
15.The Beatificaation　of the Virgin（マリアの列福）
16.Passacaglia“The Guardian Angel”（パッサカリア“守護天使”

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